女優エヴァグリーンの発言はジョンガリアーノを窮地から救えるか・・・・?
【6月10日】フランス人女優のエヴァ・グリーン(Eva Green)が自身もユダヤ系の人種なのにユダヤ人に対して種差別的な発言をしたとして訴えられて、ディオール(Dior)のデザイナーを解任され自身の名を冠したジョンガリアーノのランウェイも中止の、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)氏の「ファッション界への復帰を願っている」と語った????
ジョン・ガリアーノ氏と親交が深いエヴァグリーンは弁護するわけではないとしつつも今回の事件は彼の人柄と相反するものだと英紙オブザーバー(The Observer)に語る。「ガリアーノ本人とは話をしていません。私は事の詳細をはっきり知らないので、この件を口にするのは難しいです」とエヴァ。「彼はとても繊細で、感受性が強く、素晴しいユーモアのセンスを持った創造的な人。
いつも私に対し、とても親切でした。また、非常にシャイな人でもありました。私は彼を敬愛しています。今回の不祥事はとても残念で、彼が過去に戻り事件を消し去ることができたらと思うばかりです」
さらに、「ガリアーノは非常に才能あるデザイナーなので、ファッション業界に復帰すると確信しています。誰でも、たまに過ちを犯すことがあるはずです。私はユダヤ人ですが、彼が反ユダヤ主義者であるとは思えませんし、ユダヤ人に対するなんらかの反感を抱いているとも思えません。おそらく、少し酔っていたのでしょう」と語る。
またエヴァは、ガリアーノが「ヒトラーが好きだ」と発言している動画を撮影したカップルも責任を負う必要があると考えており、「その発言の背後には、何か引き金があったはずです。とても悲しく思います。ジョンガリアーノは復帰するべき人です。彼は非常に傷つきやすい性格なのです」と続けた。
つまり、泥酔しているジョンガリアーノをあおり、ビデオを撮った彼らが悪質で、普段ジョンガリアーノは人種差別
主義者ではないと彼を擁護する発言をするユダヤ系のひとが現れたのはガリアーノの裁判にとってかなり好材料かあるいは世間の世論が少し彼に対して緩和するのではないだろうか?
同じくユダヤ系のナタリーポートマンはDiorの香水のミスディオールのキャンペーンに参加していたのに
ジョンガリアーノと今後一切口をきかないと発言するなど各所に波紋がひろがっている。
フェンディやシャネルのデザイナーのカールラガーフェルドもガリアーノの動画に立腹し、ファッション界がすべて彼のような人種差別など排他的な世界だと思われることは遺憾であるという内容の声明を発表した。
しかしエバは相当親密なガリアーノとの友人関係があったのか、自分がユダヤ系にもかかわらず、公の場で普段の彼を知る証言として擁護する彼女の勇気と
世間全体が彼を批判する風潮のなか女優エヴァグリーンの自らの考え方をきちんと公平な視点でコメント出来る知的さと思慮深さに私はとても救われる思いがしました。
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