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アジア人気が支えるフランスの伝統靴「エスパドリーユ」とは? [シューズ]

9月27日 アジアからの安価な輸入品によって、一時はフランスから消えかけた伝統靴 エスパドリーユ しかし今、日本をはじめとしたアジア各国で広がる 「エスパドリーユ」人気によって、フランス国内の工房が守られようとしている。  ジュートで編んだ縄底が特徴の「エスパドリーユ」は、フランスとスペインにまたがるバスク地方で誕生。手頃な価格と履き心地の良さ から、夏用のシューズとして男女問わず愛され、画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)や女優ローレン・バコール(Lauren Bacall)といった著名人らが着用したことで世界中に知られるようになった。  しかし、1990年代には人気が低迷。三代続くエスパドリーユ工房を経営するアーマンド・マルザット(Armand Marzat、37)氏は「90年代になると、安価なバングラデシュ製のエスパドリーユが市場に登場しました」と振り返る。  その窮地を救ったのは、バスク地方出身のマチュー・ラバト(Mathieu Labat、36)氏とジュリアン・メゾナーヴ(Julien Maisonnave、37)氏。それぞれ法律や金融業界で経験を積んだ二人は、エスパドリーユの人気を復活させるため、一念発起し会社「アート・オブ・ソウル(Art of Soule)」を設立。ポップなテキスタイルを使ったデザイン性の高いエスパドリーユや、洗濯機で洗えるゴム底のエスパドリーユなど、さまざまな商品をプロデュースした。いずれのエスパドリーユも、アーマンドさんの工房で製作され、「メイド・イン・フランス」の刻印が靴底に押されている。  戦略にも力をいれた。まずは、ビアリッツやゲタリアなどバスク地方の人気のリゾート地で販売をスタート。「夏に流行のリゾート地を訪問する、 ファッションに敏感でスタイリッシュなパリジェンヌをターゲットにしました」とラバト氏は語る。イタリア・フィレンツェで開催されたトレードショーに出展した際は、日本のファッション関連企業の目にとまった。実際にアトリエを見学したいというオファーもあった。「メイド・イン・フランスであることの重要性が認められました。アジア市場では、文化的な背景がとても重要視されるのです」とメゾナーヴ氏。  スタートから5年目を迎えた今年の夏、「アート・オブ・ソウル」は、5万足のエスパドリーユをマルザット氏に注文した。そのうち、65%が海外輸出用だ。なかでも、アジア市場での伸びが著しい。売上高も、3万5000ユーロ(約338万円)から60万ユーロ(約 5797万円)と大きく伸びた。今後は、東京や香港といったアジアへの店舗オープンを希望している。その一方で、バスク地方への熱い想いも健在だ。現在、エスパドリーユ以外の伝統品を復活させようと計画を練っている。  一時期は存続が危ぶまれたマルザット氏の工房では、現在10~25人の従業員が働いている。「私たちの秘密は、伝統的な機械を使った最後の仕上げ縫いにあります。もうその機械は製造されていません。母と私だけが修理の仕方を知っています。それが、私たちのクオリティの証です」とマルザット氏は誇らしげに語った。
¥2800
¥2800
¥1980
¥4200
¥2730
¥2900
¥2415
¥3465
¥2940
¥2980
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¥3885
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